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琵琶湖

琵琶湖と京都洛中は水路で繋がっていた。

しかし時代が進み、流通技術が進歩するに伴い、洛中でも新鮮な海の幸が楽しまれるようになった。そして徐々に琵琶湖の魚は京都の食卓から消えていった。

私自身も京都に移住して10数年になるが琵琶湖の魚を食べたことは数えるほどでした。

しかし数年前に友人の紹介でヤマサ水産の西居さんと出会い、彼の情熱と琵琶湖水産業の現状、そして琵琶湖の魚=湖魚のおいしさを教えてもらったことをきっかけに本格的に湖魚を扱っていくことにしました。

ヤマサ水産は湖魚の品質を上げていこうと今や海の魚では定番になった脳締めや神経締め、血抜きなどの仕立て技術を琵琶湖に持ち込み、漁師さんたちと共有し、日々より良い魚を届けられるよう本当に頑張ってくれています。

琵琶湖に400万年以上の歴史をもつ古代湖です。80種類以上の魚種が生息し60種類以上の固有種・変種が生息しています。

うちの店でよく扱うのは鯉、ニゴイ、ウグイ、鰻、琵琶鱒、ニゴロブナ、ギンブナ、ホンモロコ、小鮎、鯰、セタシジミ、タテボシ貝などです。

鯉、などの淡水魚というとGoogleで検索しても”泥臭い”が列挙して出てくるように、現代の日本ではあまりよいイメージがないのかもしれません。しかし琵琶湖の綺麗な水質で育ちヤマサさんが丁寧に仕立ててくれた湖魚は驚くほど臭みはなく、おいしいです。

nokishita711ではそんな湖魚を、アラを液体に、身を食事に使わせていただいてます。

​またヤマサさんのご協力のもと琵琶湖の郷土料理である鮒ずしも仕込ませていただいております。

季節によって入ってくる魚種は変わっていきますが、ヤマサさんが繋いでくださったバトンをみなさんに届けられるよう一つ一つとしっかり向き合い、適切な調理ができるよう精進してまいります。

琵琶湖の魚の魅力を、それを繋いでくれる人々の想いを存分に味わっていただければ幸いです。

nokishita711 / 日本、​京都府京都市下京区船頭町235集りB

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